聖書別日ごとの糧   >>   ペテロⅡ[2003]

2003年 04月 29日 (火)

ペテロノ手紙第二3:1-18
主の日は盗人のようにやって来ます

Ⅰ.洪水の裁きの歴史的な例(1-7)
 ノアの時代の人々は迫り来るさばきに関する神様の御言葉をあざ笑い、肉体のまま生きました。しかし時になると、神様が言われた通りに洪水で世をさばかれました。神様の御言葉は偽りなく成就されました。これは確かな歴史的な例です。
 神様は、私たちが生きている天と地を火で裁かれることを、話されました(イザ65:15,16,ダニ7:10,マラ4:1,Ⅱテサ1:7)。歴史的に水のさばきが成就したように、火のさばきも必ず成就するのです。それで私たちは歴史観を持たなければならないのです。
Ⅱ.神様が長く耐え忍ばれる理由(8-18)
 事実神様の裁きが遅くなったのではありません。神様には、一日が千年のようであり、千年が一日のようです。神様が長く耐え忍ばれる理由は、誰も滅ぼされずに、みな悔い改めて救いに至ることを願われるからです。決してさばきがなく、遅くなったと考えてはいけないのです。
 しかし神様はいつまでも長く耐え忍ばれるわけではありません。主の日は盗人のようにやって来ます。誰も考えつかなかった時に、突然臨むのです。その日には天が大きな音を立てて崩れ、天体やすべてのわざは焼き尽くされるのです。宇宙の全ての法則と秩序が崩れてしまいます。それで私たちは主の日が臨むことを切に慕い求め、望みの中で聖なる行いと経験で生きなければならないのです。また救い主イエス・キリストの恵みと知識において、成長しなければなりません。

祈り:主よ!私が主の栄光ある再臨とさばきを信じます。主の日を慕い求め、目を覚まし、心を引き締めて生きるように助けてください。

一言:主の前で傷もしみもなく進み出ます


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