1．世に勝つ信仰(1-12)
　当時、教会は、「イエス様が神様の御子であること」を否定する異端思想の影響を受けていました。使徒ヨハネは、このような影響に立ち向かって、「イエス様は、神の御子である」と証ししています。イエス様がキリストであることを信じる人は、神様から出た者です。神様から出た人は、世に勝ちます。私たちが住んでいる世の中は、神様の真理に逆らう罪と世俗的な価値観で満ちています。金銭主義と万能主義、宗教の多様化のような世の風潮が私たちを惑わし、試み、攻撃して来ます。このような勢力の前で、どのようにして勝つことができるのでしょうか。「私たちの信仰、これこそ、世に打ち勝った勝利です。世に勝つ者とはだれでしょう。イエスを神の御子として信じる者ではありませんか。」(4b,5)。私たちの主が世に打ち勝ちました。主は、罪と死の勢力を征服して、勝利されました。それで、私たちがこの主を信じる時、世に勝つことができます。
2．神に対する私たちの確信(13-21)
　神様は、ご自分の御子の名を信じる人々に、永遠のいのちをくださいました。この神様に対する私たちの確信があります。「何事でも神様のみこころにかなう願いをするなら、神様はその願いを聞いてくださる」ということです。私たちは、私たちの願う事を神様が聞いてくださると知っているので、神様に願ったその事は、すでにかなえられたことを知っています。私たちが、何が起こっても、大胆に祈るなら、勝利の人生を生きることができます。

祈り：主よ！イエス様は神様の御子であることを信じます。この信仰によって、この世と戦って勝利する者になるように、助けてください。

一言：信仰は勝利