聖書別日ごとの糧   >>   黙示録[2013]

2013年 11月 03日 (日)

黙示録7:1-17
大きな患難から抜け出した者

1.神の印を押された者(1-8)
 六番目の災いが終わった後、神の印を持って来た御使いが、「私たちが神のしもべたちの額に印を押してしまうまで、害を与えてはいけない。」と言いました(3)。神様は、その選ばれた者たちが迫り来る患難に打ち勝つように、彼らが神様の所有となった者であることを知らせるために、印を押してくださいました。私たちは、このような神様の愛と保護によって、全ての災いに打ち勝つことができます。
2.大きな患難から抜け出した者(9-17)
 その後、使徒ヨハネは、あらゆる国民と民族のうちから、数えきれるほどの大勢の群衆が白い衣を着て、しゅろの枝を手に持って、救いの神様と小羊を賛美しているのを見ました(9,10)。彼らは、小羊の血できよめられ、大きな患難に打ち勝って、抜け出した人たちです(14)。彼らは虚しい物に心奪われず、昼も夜も神様に仕えることができるように、なりました。神様は、彼らのために、恵みの幕屋を張られ、彼らが飢えることも、渇くことも、打たれることもないように、されました。なぜなら、御座の正面におられる小羊が、彼らの牧者となり、いのちの水の泉に導いてくださり(17)、神様が彼らの目の涙をすっかりぬぐい取ってくださるからです。
 小羊の血できよめられ、神様の印を押された人々は、大きな患難に打ち勝ち、栄光ある神の御国の祝福を受けます。それで、私たちクリスチャンは、患難を恐れることより、神様によって勝利することを信じ、大胆に、この世の罪と戦わなければなりません。

祈り:主よ!私が、小羊の血の恵みと、御霊から印を押されたことで、患難の中で、むしろ栄光あるものにされることを信じ、感謝します。

一言:患難から栄光あるものになり、出て来る自分


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