聖書別日ごとの糧   >>   黙示録[2013]

2013年 11月 05日 (火)

黙示録9:1-21
いなごの災い

1.昆虫の災い(1-11)
 第五の御使いがラッパを吹き鳴らした時、サタンが底知れぬ穴の鍵を開けました。すると、その穴からさそりの力を持ったいなごが上って来ました。このいなごはサタンの兵卒である悪魔を指しています(11)。このいなごは、額に神様の印を受けていない人々だけに害を与え、殺さずに、五か月の間だけ苦しめました。いなごが放った矢に当たると、さそりが人を指した時のような苦痛が伴いますが、苦痛のあまり死を求めますが、死ぬこともできませんでした(6)。罪の下に住む人々は、このようにサタンが与える精神的、霊的に苦しめられるようになります。
2.火と硫黄と煙(12-21)
 第六の御使いがラッパを吹き鳴らした時、二億の騎兵の軍勢が現れましたが、馬の口から出る火と硫黄と煙によって、人類の三分の一が死にました。これは、将来起こる世界大戦によって、敵キリストが世界の権力を握り、世界の人口の三分の一が死ぬことを指しています。本当に、残酷な災いです。ところが、その災いで死なずに、生き残った人々は罪を悔い改めず、むしろ神様に対する反発心によって、多くの悪霊と偶像を拝み続け、殺人や、魔術や、不品行や、盗みを悔い改めませんでした(20,21)。救われる人々は、災いを通して、神様の懲らしめを悟り、悔い改めます。しかし滅ぼされる人々は、災いの時に、心をかたくなにし、さらにサタンの奴隷となり、滅亡の道を歩みます。

祈り:主よ!人々が、恐ろしい災いが待っていること、を悟り、悔い改めて、神様に立ち返るように、助けてください。

一言:恐ろしい災いが待っている


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