聖書別日ごとの糧   >>   黙示録[2013]

2013年 11月 06日 (水)

黙示録10:1-11
神様の奥義が成就する

1.もう一人の強い御使い(1-7)
 ヨハネは、もうひとりの強い御使いが、雲に包まれて、天から降りて来るのを見ました。ところが、その頭上には虹があって、その顔は太陽の要であり、その足は火の柱のようでした(1)。この方は、救いの約束を成し遂げる救いの主であり、人々を照らすいのちの光りであり、天と地の権威を持った王の王です。その手には、小さな巻き物、すなわち神様の御言葉を持っていました(2)。その声は、天と地を揺り動かしました。このキリストが話されました。「もはや時が延ばされることはない。第七の御使いが吹き鳴らそうとしているラッパの音が響くその日には、神の奥義は、神がご自身のしもべである預言者たちに告げられたとおりに成就する。」。神様は、預言者たちを通して、救いとさばきのメッセージを伝えられました。このメッセージは、すなわち福音です。神様は、世の終わりの時に、この福音の奥義に従って、成し遂げられます。時が延ばされることはなく、すぐに成し遂げられます。
2.巻き物を食べるヨハネ(8-11)
 使徒ヨハネは、命令に従って、その巻き物を取って食べました。その巻き物は、御言葉通りに、口には蜜のように甘く、腹の中で苦くなりました。私たちが神様の奥義、すなわち、福音を知れば、それは口には蜜のように甘くなります。
 しかし、福音の真理に従って生き、福音を伝えようとすると、苦しみが伴います。ヨハネは、さばきに関する預言の御言葉も、伝えなければなりません(11)。恐ろしいさばきについて、伝えることは、彼には大きな苦痛でした。

祈り:主よ!神様の奥義が必ず成し遂げられることを信じます。苦しみが伴っても、私がこれを熱心に伝えることができるように、祈ります。

一言:神様の奥義が成し遂げられる


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