聖書別日ごとの糧   >>   黙示録[2013]

2013年 11月 11日 (月)

黙示録18:1-20
大バビロンが倒れた

 ヨハネは、大きな権威を帯びた御使いが天から下って来るのを、見ました。その栄光のために、地は明るくなりました。その御使いが、力強い声で、バビロンの滅亡を告げました。滅亡の結果、どうなりましたか。
 第一に、傲慢な者が嘆き悲しむようになります。バビロンは傲慢で、自分の栄光を表し、貪りました。彼女は自分を誇り、「私は悲しみを知らない。」と考えていました(7)。しかし神様は彼女に、死病、悲しみ、飢えを与え、彼女を火で焼きました。神様は、傲慢な者を、決して赦されません。
 第二に、世の権威が煙のように消え去ります。バビロンの権威が大きかったことで、世の王たちは彼女と共に歩み、その権威と好色で満たそうとしました。しかし今は、胸をたたいて、これ以上バビロンに近づこうとしませんでした。私たちは、そのように虚しい世の権威を得ようと、努力する必要はありません。
 第三に、一瞬のうちに、冨が消えてなくなりました。バビロンは富んでいました。その冨で、世界にある全ての良い物を買い集めました。また、都を、金と宝石と真珠で覆いました。しかし、そのような冨も、一瞬のうちに消えてなくなりました。
 人は高ぶることができません。世の権威と冨も、永遠の誇りと楽しみになることはできません。私たちの喜びは、神様だけです。

祈り:主よ!私が、少しの間だけ、地にある権威と富を得たいと思っていた罪を悔い改めます。これからは、主だけを私の喜びにして、生きます。

一言:私の誇りと喜びは神様


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