聖書別日ごとの糧   >>   黙示録[2018]

2018年 10月 21日 (日)

ヨハネの黙示録1:1-8(7)
雲に乗って来られる

 この手紙を送っておられる黙示の根源である神様はどのようなお方ですか。「神である主、今いまし、昔いまし、後に来られる方、万物の支配者」です。「わたしはアルファであり、オメガである」と言われるお方です。現在、聖徒たちは苦難の中にいます。ローマが世界を支配し、聖徒たちは追い出されたり洞窟に追い込まれたりして極度の貧しい生活を強いられています。そんな中で、「果たして神様はおられるのか」と思っていたかも知れません。しかし、神様は生きて働いておられます。世界を支配し、治めておられる万物の支配者です。必ず御心のとおりに救いのみわざを成し遂げられます。神様はイエス様を通して世界をさばかれます。裁き主のイエス様は雲に乗って来られます。そのとき、全ての人がイエス様を見るでしょう。聖徒たちを迫害し、聖徒を突き刺した者たちも見ます。彼らは自分たちが受ける審判のゆえに嘆きます。しかし、現在の苦難に耐え忍び、イエス様を慕い求めた者たちは主とともに栄光のうちに勝利の復活に参加します。これがクリスチャンの望みです。私たちがこの望みを仰ぎ見ながら現在の苦難を乗り越えることができるように祈ります。

適用:現在の苦難の中で何を望みますか

一言:雲に乗って来られるイエス様



2018年 10月 22日 (月)

ヨハネの黙示録1:9-20(16)
顔は強く照り輝くようであった

 栄光あるイエス様の右手には七つの星があります。主はまた、七つの金の燭台の真中におられます。七つの星と七つの金の燭台は教会を意味しています。教会を金で作ったというのはそれほど尊貴な存在であることを意味します。神様の教会は選ばれた種族、聖なる国民、神の所有とされた宝物です。このような宝物の使命は、燭台のように油を供給されて真理の光を放つことです。このために今、主は私たちの真中に、共におられます。主は患難の中にいる教会に言われます。「恐れるな。わたしは最初であり最後であり、生きている者である。わたしは死んだが、見よ、いつまでも生きている。また、死とハデスとの鍵を持っている。」現在、日本の教会はどうでしょう。主は教会が聖霊を受けて力強く立ち上がって光を放つことを願われます。私たちが栄光輝くイエス様の本来の姿を見上げながら力づけられるように祈ります。

適用:現在のみすぼらしい姿だけを見ていますか

一言:将来変えられる栄光ある姿を見上げましょう


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