ダビデの賛美詩です。ダビデの心は神様への感謝と賛美で溢れています。「わがたましいよ、主をほめたたえよ。主が良くしてくださったことを何一つ忘れるな」。神様は彼のすべての咎を赦してくださいました。病を癒してくださいました。彼のいのちを穴から贖われ、恵みとあわれみの冠をかぶらせてくださいました。彼の一生を良いもので満ち足らせてくださいました。若さを鷲のように新しくしてくださいました。神様はあわれみ深く情け深いお方です。怒るのに遅く、とこしえに怒ってはおられません。もし、私たちの罪にしたがって罰を与えたならば、私たちはとっくの昔に滅びたでしょう。しかし、私たちに罰を与えることなく、驚くばかりの愛を注いでくださいました。ひとり子イエス様の十字架の血によって私たちの罪を赦してくださり、私たちの背きの罪を「東が西から遠く離れているように」遠く離してくださいました。神様はまるで父がその子をあわれむように、ご自分を恐れる者をあわれんでくださいます。なぜなら、神様は私たちがどれだけ罪に陥りやすく、土のちりのように空しい存在にすぎないことを心に留めておられるからです。人の一生は草のようで、その栄華は野の花のようです。しばらくいては風が吹くと、跡形もなく消えて行きます。この世から忘れ去られて行きます。しかし、主を恐れる者に注がれる神様の愛は永遠に続きます。私たちは罪によって滅びる運命、暫くいては消えて行く草のような存在です。こんな私たちに注がれた神様の愛と恵みは測り知れないものです。ダビデの賛美は私たちの賛美でもあります。神様が良くしてくださったすべての恵みを思い、私たちも神様をほめたたえましょう。

適用：主が良くしてくださったことは何ですか

一言：忘れるな