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2001年 01月 01日 (月)

ピリピ人ヘノ手紙2:1-11
あなたがたの間では、そのような心構えでいなさい

Ⅰ.互いに人を自分よりもすぐれた者と思いなさい
 ピリピの聖徒たちは個人信仰が良かったのですが、心を一つにすることができない問題がありました。彼らが聖霊の器を作るためにはまず、自己中心や虚栄を捨てなければなりませんでした。また、へりくだった心を持って互いに人を自分よりもすぐれた者と思い、自分のことだけではなく他の人のことも顧みなければなりませんでした。
 人を自分よりもすぐれた者と思うには自分を低くする謙虚な心を持ち、学ぶ心を持たなければなりません。そうする人は心の中に平安を持つことができます。
Ⅱ.あなたがたの間では、そのような心構えでいなさい(5-11)
 しかし、自分をへりくだらせることは非常に難しいことです。私たちがどうすれば謙虚な人になれるでしょう。5節をご覧ください。「あなたがたの間では、そのような心構えでいなさい。それはキリスト・イエスのうちにも見られるものです。」イエス様は元々神様の御姿であられます。しかし、すべての栄光と権威を捨ててしもべになるまで低くなられました。死にまで従い、実に十字架の死にまでも従われました。それゆえ、神様はイエス・キリストを高く上げて、すべての名にまさる名をお与えになりました。イエス様の御名によって、天にあるもの、地にあるもの、地の下にあるもののすべてが、ひざをかがめるようにされました。自分を低くすると神様が彼を高く上げ、また尊く用いられます。神様が高くしてくださるから人々と競争する必要がありません。

祈り:主よ去年、私が高ぶったために平安を持てず、役に立たない者でありました。今年は、私がイエス様を深く学ぶことができるように祈ります。

一言:キリストの心を学ぶ年



2001年 01月 02日 (火)

ピリピ人ヘノ手紙2:12-18
世の光として輝くためです

Ⅰ.救いを達成してください(12,13)
 新しい世紀を迎えました。この21世紀にも引き続き成し遂げるべき事は私たちの救いです。だれでもイエス様の十字架を信じれば救われます。しかし、それだけ終るのではありません。まるで幼子が続けて成長しなければならないことと同じです。霊的な世界においても家庭と社会に良い影響を及ぼし、責任を取れるような成熟した人にまで成長しなければならないのです。救われただけで成長しないなら、神様に用いられることはできません。「そういうわけですから、愛する人たち、いつも従順であったように、私がいるときだけでなく、私のいない今はなおさら、恐れおののいて自分の救いを達成してください。」(12)
Ⅱ.世の光として輝きなさい(14-18)
 新世紀の太陽は昇りましたが、霊的にはますます曲がった邪悪な時代です。人々は利己的になり、自己中心的になりがちです。また互いに憎み、つぶやいてしまいがちです。しかし、私たちクリスチャンは非難されるところのない純真な者として成長しなければなりません。そうして暗いこの世の中で光として輝かなければなりません。この世の中は暗くても明るい光を照らしつづけるなら、暗やみは消え去ります。私たちクリスチャンは世界を照らす世の光として召されました。私たちが星のように輝く生活をするためには、いのちの御言葉をしっかり握っていなければなりません。いのちの御言葉だけが私たちを世俗主義や混合主義の誘惑から守ってくださいます。

祈り:主よ!今年も続けて救いを達成し,この暗い世の中で星のように輝く人生を生きるように助けてください。

一言:星のように輝きなさい


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