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2003年 01月 01日 (水)

イザヤ書54:1-8
あなたの天幕の場所を広げ

Ⅰ.喜び歌え(1)
 国が奪われ、捕虜生活をしているイスラエルは、まるで不妊の女のようであり、産みの苦しみを知らない女のようでした。しかし神様は「喜び歌え」と言われます。なぜなら夫に捨てられた女の子どもは、夫のある女の子どもよりも多いからです。イスラエルは今神様の訓練を受けています。しかし訓練が終われば、神様は彼らの恥を拭い取ってくださり、さらに大きな祝福をくださるのです。
Ⅱ.あなたの天幕の場所を広げ(2,3)
 イスラエルは今自分たちの現状だけを見ると身が縮み、絶望に陥りやすいのです。しかし神様はこの民を通して世界万民を救おうとする大きな御旨を持っておられます。
 それで彼らに命じられました。「あなたの天幕の場所を広げ、あなたの住まいの幕を惜しみなく張り伸ばし、綱を長くし、鉄のくいを強固にせよ。」神様は、彼らが右と左にふえ広がり、子孫が国々を所有し、荒れ果てた町々を人の住む所にすると約束されます。神様は私たちが神様の望みを受け入れ、目を上げて世界を仰ぎ見ることを願われます。彼らを抱き、祈ることを願われるのです。

祈り:主よ!私が主の望みをつかんで、積極的に世界宣教に仕える一年を送ることができるように祈ります。

一言:あなたの天幕の場所を広げ



2003年 01月 02日 (木)

Ⅰペテロ2:4-10
王である祭司

Ⅰ.イエス様のもとに来なさい(4-8)
 ペテロはまず患難の中にいる聖徒たちにイエス様のもとに来なさいと言います。イエス様は人々から捨てられましたが、神様から選ばれた生ける石なのです。神様は彼を中心に救いの御業の霊の家を築き上げられます。私たちがイエス様に出て行く時、私たちも生ける石のように救いの御業に尊く用いられる者になるのです。
Ⅱ.あなたがたは王である祭司です(9,10)
 また、ペテロは散らされた聖徒たちが、神様から選ばれた種族であり、王である祭司、聖なる国民、神様の所有とされた民であることを教えます。彼らは人々からは捨てられましたが、神様から選ばれて永遠のいのちを相続した神様の本当の子どもたちです。
 また彼らは民たちのたましいを胸に抱いて神様に進み出て祈り、彼らを神様に導く祭司です。祭司ですが、王である祭司です。それで世界の人々を胸に抱くことができるスケールとどんな人であっても受け入れ仕えることができる広い心、王であり祭司であるという自負心、プライドを持たなければなりません。そして私たちをやみの中から、ご自分の驚くべき光の中に招いてくださったイエス様のすばらしいみわざを宣べ伝えることに力を入れなければならないのです。

祈り:主よ!私をこの時代に仕える王である祭司として召してくださったことを感謝します。私が熱心に私の職分を担う一年を過ごすことができるように祈ります。

一言:私は王である祭司です。


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