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2004年 12月 31日 (金)

ルカノ福音書19:11-27
私が帰るまで、これで商売しなさい

Ⅰ.商売しなさい(11-13)
 ある身分の高い人が王位を受けるために遠い国に行きながら、自分の十人のしもべを呼んで、十ミナ(一ミナは百日分の賃金)を与え、私が帰るまで、これで「商売しなさい」と命じました。このたとえでイエス様は、私たちが主が来られる時まで私たちがそれぞれ与えられた人生のミナで熱心に商売しながら、多くの利益を残す人生を生きなければならないことを教えてくれます。事実去る一年を顧みると、終末のしるしで満ちた一年でした。人々は不安に勝てず、精神病院や占い師を訪ねて行きます。私たちは目を覚まし、主が再臨されるまで、福音商売の使命を熱心に担うべきなのです。
Ⅱ.よくやった。良いしもべだ(14-27)。
 ついに主人は王位を受けて帰って来ました。決算の時が来たのです。最初のしもべが来て決算報告をしました。「ご主人さま。あなたの一ミナで、十ミナをもうけました。」(16)主人は彼に「よくやった。良いしもべだ。」と言いながら、十の町を支配する賞を与えました。同じように二番目のしもべにも、五つの町を治めなさい、と言われました。私たちが一時間でも浪費することができない理由がここにあるのです。主は私たちの行ないに従って報われます。忍耐をもって善を行ない、栄光と誉れと不滅のものとを求める者には、永遠のいのちを与えることで、報いてくださるのです(ロマ2:6,7)。しかし最後のしもべのように、主人を疑って言い訳し、悪い怠け者の生活をする時、怒りと憤りを下されるのです(ロマ2:8)。

祈り:主よ!新年には忠実なしもべになるように助けてください。

一言:私が帰るまで商売しなさい


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