聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2001]

2001年 01月 30日 (火)

歴代誌第二31:1-32:8
信仰の勇士ヒゼキヤ

Ⅰ.民たちの中に霊的な覚醒を呼び起こしたヒゼキヤ(31:1-21)
 ヒゼキヤは宗教改革によって民たちの中に霊的な覚醒の運動が大きく起こりました。民たちは過越しの祭りの行事を終わると、そこにいた全イスラエルは、ユダの町々に出て行き、石の柱を打ち壊し、アシェラ像を切り落とし、全イスラエルの高き所と祭壇を取り壊して絶ち滅ぼしました。ヒゼキヤ一人によって始まった改革は全国的に広がりました。恵みに満ちた民たちは収穫の初物や十分の一を惜しみなくささげました。
 指導者一人の影響は本当に大きいものです。指導者が霊的に目を覚ますとき、偶像崇拝と罪悪に陥っている民が起きて光を放ち、神様に仕える聖なる民に変えられます。
Ⅱ.民たちを安心させたヒゼキヤ(32:1-8)
 これらの誠実なことが示されて後、アッシリヤの王セナケリブが来て、ユダにはいり、エルサレムに向かって戦おうとしました。このとき、ヒゼキヤは町の外にある泉の水をふさぎ、城壁を建て直し、さらに、やぐらを上に上げ、外側にもう一つの城壁を築きました。何よりも恐れている民たちに「強くあれ。雄々しくあれ。アッシリヤの王に、彼とともにいるすべての大軍に、恐れをなしてはならない。おびえてはならない。」と言いました。なぜなら、彼らとともにいる者は肉の者であり、ユダとともにおられる方は私たちの神、主であるからです。人間の力はいくら強くても主なる神様に敵対して勝つことはできません。危機の時に信仰の人は自分とともにいてくださる神様に頼ることによって強くなり、雄雄しくなることができます。

祈り:主よ!危機の時に私が神様を信じ、頼ることによって恐れを退け、雄雄しく生きるように助けてください。

一言:私たちとともにおられる神様


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