聖書別日ごとの糧 >> 歴代誌Ⅱ[2014]
2014年 02月 28日 (金)
2歴代誌16:1-14
神様を忘れてしまったアサ王
神様を忘れてしまったアサ王
1.人の助けを求めたアサ王(1-6)
アサ王の第三十六年に、イスラエルの王バシャがエルサレムの北方6㎞に位置する所に、ラマの町を築きました。バシャはそこを要塞にして、北イスラエルの民がユダを往来できないようにするだけではなく、ユダ征服の前進基地にしようとしました。アサ王と南ユダは危機を迎えていました。その時、アサ王は、以前のように祈らなければなりませんでした。しかし、彼は祈る代わりに、主の宮と王宮の宝物倉から銀と金を取り出して、アラム王に送り届けて、助けを求めました。彼は、政治的に、軍事的に、知恵深く行なったかもしれません。しかし、それは神様を悲しませることでした。彼は、クシュ王の百万の大軍を退け、勝利に導かれた神様を覚えていませんでした。彼は、信仰の教訓を忘れていました。彼が神様に頼らず、人に頼り始めたことによって、アサ王国に悲劇が始まりました。
2.アサ王の最期(7-14)
その時、予見者ハナニがアサ王を咎めました。アサ王の愚かな行ないを指摘し、戦争の災いを警告しました。その時、彼は悔い改めるべきでした。しかし傲慢になったアサ王は悔い改めるどころか、予見者を投獄しました。彼は後に、両足とも重い病気にかかりました。その時も、彼は神様に祈らずに、医者にだけ頼りました。結局、彼はその病気によって、死にました。アサ王の出発は良かったのですが、終わりは良くありませんでした。
祈り:主よ!アサ王を通して、最後まで恵みを担うことが、どれだけ大切なのかを学びました。主よ、最後まで、私を支えてください。
一言:傲慢は、滅びに至る
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