聖書別日ごとの糧   >>   ネヘミヤ記[2014]

2014年 11月 14日 (金)

ネヘミヤ7:1-72
系図に記載された人々

1.誠実な人であり、神様を恐れていた人(1,2)
 神殿の建築が終わると、ネヘミヤはまず、神様の宮で奉仕する門衛と歌うたいと、レビ人を任命しました。そして、エルサレムを守り、治める人として、彼の弟ハナニと、この城のつかさハナヌヤを立てました。ハナヌヤは誠実な人であり、多くの人にまさって神様を恐れていました。神様は、能力がある人より、忠実な人、神様を恐れている人々を認め、尊ばれます。
2.系図に記載された人々(3-72)
 エルサレムの城壁は完成しましたが、その中に住む住民はわずかでした。城壁の中に、家屋を建てることができなかったからです。神様はネヘミヤの心を動かして、人口調査をさせました。その過程の中で、ネヘミヤは第一次帰還者の系図を記載した文書を発見しました。系図に記載された人々は、天の御国のいのちの書にその名が記されるような、尊い人々です。彼らは神様を愛し、神様がくださった約束の地を慕い求め、安住の地バビロンの生活を清算して、すでに荒れ果ててしまったエルサレムに来ました。彼らは、一番最初に信仰の出発をしたアブラハムのように、完全な信仰によって、生きた人々です。それで、聖書は、彼らの名前が一人一人記載されています。系図の中に、名前が記載されなかった人々は汚れた者としてみなされ、祭司の職務を担うことができませんでした。

祈り:主よ!私の名前が、主のいのちの書に記載され、聖なる祭司の使命を忠実に担えるように、してください。

一言:いのちの書に記載された名前


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