2021年 04月 11日 (日)
主に信頼しているので
王はこれまで数多くの困難に陥りました。敵の攻撃によっていのちの危険にさらされました。“もうこれ以上道はない”“もはやここまでだ”と何度も思ったことでしょう。そんな絶望的な状況の中で、王はひたすら主に叫び求めるしかありませんでした。ところが、そのたびに奇跡が起きました。主が彼を救ってくださったのです。主は御救いを願う心の望みをかなえ、唇の願いを退けられません。幸いに至る祝福をもって彼を迎え、頭に純金の冠を置かれます。私の人生を顧みるとき、主の御恵みと救いの御手が及ばない時はなかったと告白するしかありません。
王を憎む者たちがいます。王は自分の権力に頼り、権勢をほしいままにすることもできました。しかし王は何よりも先ず、主に信頼しています(7)。これは彼が今までの様々な経験を通して、主こそが力であり救いであることを確信しているからです。王は、いと高き方の恵みにあって揺るぎません。主の御手が王のすべての敵を見つけ出し、主の右の手が憎む者を見つけ出します。主は御怒りによって彼らを呑み尽くします。悪を企てる敵たちの計略と攻撃は、成功せず、滅ぼされます。
王は危機の中でも、今まで自分を救ってくださり、助けてくださった主を忘れていません。主を覚え、主に堅く信じ頼ります。現在、危機の中にいますか。目先が真っ暗ですか。今まで私を導いてくださった私の力であり、私の救いである主を信頼しましょう。私たちのいくところどころで、主の御手が私たちを見守り、救い出してくださいます。この主を信頼するとき、その主の大いなる御力をほめ歌うようになります。主に信頼している者には、必ず勝利が与えられます。
適用:主に信頼していますか
一言:主は私の力、私の救い
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