聖書別日ごとの糧 >> 詩篇[2021]
2021年 05月 05日 (水)
詩篇32:1-11(1)
赦しを受ける幸い
赦しを受ける幸い
ダビデは偉大な勇士でした。生涯において多くの敵と戦って勝ち、統一イスラエルの王となりました。ところが彼が最も幸福だったのは、勝利の瞬間ではありませんでした。神様に罪を犯して苦しんでいたのに、赦された時でした。罪は彼をみじめにしました。罪を告白しなかった時(認めなかった時)、たましいは押さえつけられていました。骨は疲れ切り、体中が乾き切っていました。王位に座っていましたが、少しも幸せではありませんでした。罪がなぜ、このように深刻な問題なのでしょうか。神様の契約と愛をふみにじる裏切りだからです。この世が認める条件をすべて備えていても、神様との関係が崩れている人は、決して幸福にはなれません。神様が、私のたましいに向かって怒りを発せられるのに、どうして平安でいられるでしょうか。幸福は、神様と正しい関係を結んだところにあります。神様は、罪を告白する人を、喜ばれます。主の前で自分の罪を認めるなら、どんな罪も赦してくださいます。罪の赦しを受ける生活が、世の中で、一番幸いな人生です。
神様が機会をくださるとき、罪を告白する人はどれだけ幸いなのでしょうか。大水が濁流となっても、その人のところに届きません。彼らは神様によって、喜び、歓声を上げるでしょう。一方、告白しないで黙ったままでいる人はどうでしょうか。彼らは、くつわや手綱で強いらなければ近くに来ない奴隷のようです。自尊心と固執のために告白しない人には、悲しみが多いです。罪を認めることには痛みが伴いますが、告白するなら喜びがあり、幸いがあります。
適用:幸せになりたいですか
一言:主に罪を告白し、赦しを受けなさい
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