2021年 07月 09日 (金)
神をあがめる感謝のいけにえ
神様は地にある者たちを呼び集めて、ご自分の民を責めておられます。ここでは、神様に対して、どのような心と態度で礼拝やささげたら良いのか、という礼拝の本質について問いています。彼らは神様に熱心にいけにえをささげていましたが、それは、誰もが守らなければならない律法によって定められていたから、そうしていただけでした。神様は、何かに不足していたために彼らにいけにえを求めたのでしょうか。いいえ、神様はすべてにおいて豊かに満ち足りておられます。もともと森のすべての獣も、千の丘の家畜らも、山の鳥も、野に群がるものたちもすべて、神ご自身のものです。神様が願うのは、ただ「感謝」です。彼らのいけにえには、感謝がありませんでした。感謝は、神様から豊かな恵みを頂く祝福の通路です。神さまへの感謝を考える時、神様の愛、力、誠実、真実を思い出させてくれます。それが、私達の信仰を助け、苦難の日の助けとなるのです。
しかし、悪しき者の姿はどうですか。彼らは神のおきてを語りながらも、日常生活では、主の御言葉に従わない偽善者のような生活をしてしました。彼らは、神さまを自分と等しい存在だと考え、神さまを忘れて生きていました(21・22)。神様が自分のために何をして下さったのか、神様がどんな方なのかを、日々思い出しながら感謝をもって生活をすることが、私たちを悪しき生き方から守ってくれるのです。そして、残念ながら悪しき者の道に迷い込んでしまったとしても、神様は、父親のように私達の罪と咎を責めて叱ってくださいます。その時には、主に立ち返り、主に感謝し、主を呼び求める生活に戻りましょう。神様に感謝のいけにえを献げる者は、主をあがめ、正しい道を歩み、神の救いを見るようになるのです(23)。
適用:神様にささげる感謝のリストを書いて見ましょう
一言:神をあがめる感謝
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