2018年 08月 12日 (日)
エジプトはかわいい雌の子牛
13-26節では、バビロンがエジプトを打つことについて語られています。エジプトの主要都市ミグドル、ノフ、タフパヌヘスが剣に食い尽くされます。エジプトがこのように打ち負かされたのは、神様が彼らを追い払われたからです。エジプトの首都ノフ(メンピス)は荒れ果て、廃墟となって住む人もなくなります。エジプトはかわいい雌の子牛のようですが、北からバビロンの軍勢があぶのように襲って来るので、太刀打ちできず、撃滅されます。いなごのように数えきれないほどの多くの軍勢が、きこりのように斧を持って切り倒しに来る時、エジプトは彼らの手に渡されます。神様はノ(テーベ)の神であるアモンと、パロとエジプト、神々と王たちを罰せられます。しかし、後には回復してくださいます(イザヤ書19:19-25)。ユダはエジプトに拠り頼みましたが、神様は彼らをバビロンの手に渡して罰せられます。脆い存在である人間は、頼れる対象にはなれません。
適用:エジプトのような強そうなものに頼りますか
一言:あぶが襲ってくる
2018年 08月 13日 (月)
ああ、主の剣よ
エジプトのパロがペリシテのガザを打つ前に、ペリシテについて預言がされました。北から水が上って来て、その地のすべて、町と住民に溢れかかり、人々は泣き叫びます。荒馬のひづめの音、戦車の響き、車輪の騒音のため、父たちは我が子を顧みる気力さえ失ってしまいます。この日はペリシテ人が破滅させられる日です。経済大国として国力を誇っていたフェニキアのツロとシドンも彼らを助けることができず、ペリシテ人の出身地であるカフトルも断ち滅ぼされます。その日、ペリシテのガザとアシュケロンの人々は、苦しみのあまり頭を剃り、自分たちの体を傷つけます。というのは、裁かれる主の剣から彼らを助ける者はこの世に誰もいないからです。主の剣が主の命令を受け、静かに休むことなく彼らを罰します。神様は忍耐深く慈しみ深いですが、いったん裁きの剣が抜き放たれると、生き残れる人は一人もいません。まだ救われるチャンスがあるうちに主の前にへりくだり、悔い改めて主に立ち返ることが生きる道です。
適用:イスラエルを苦しめていたペリシテに何が下りますか
一言:主の剣
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