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2006年 12月 23日 (土)

マタイの福音書1:18-25
インマヌエル

Ⅰ.罪から救ってくださるイエス様(18-21)
 ヨセフと婚約した処女マリヤが身重になりました。ヨセフは心苦しく思いましたが、正しい人だったのでこれを公にせずに、静かにマリヤとの関係を断ち切ろうとしました。その時主の使いが夢に現われて、イエス様がどんな方であるのかを、知らせてくれました。第一に、イエス様は聖霊によって胎に宿った方です。第二に、イエス様はご自分の民をその罪から救ってくださる方です。罪の結果は死であり、後にはさばきがあります。人が不幸なのは罪のためです。罪が人のたましいと人生を破滅に至らせます。イエス様はこのような人々を罪から救うために来られた方です。
Ⅱ.インマヌエルのイエス様(22-25)
 預言者イザヤはこのように言いました。「見よ、処女がみごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」(イザ7:14)。「インマヌエル」は訳すと、神は私たちとともにおられる、という意味です。
 聖なる神様が罪によって醜くなった私たちと共におられるために人の姿でお生まれになりました。神様が私たちと共におられるので、怖いものはなく、心配と不安もありません。いくら時代がつらく、絶望的であっても神様が共におられるので、私たちには望みとビジョンが満ち溢れます。たとえ人々は私を負担に思い遠ざけても、イエス様はいつも私と共におられます。

祈り:主よ!足りない罪人とともにおられるインマヌエルのイエス様を賛美します。このイエス様に私の心を開きます。

一言:神様が私たちと共におられる



2006年 12月 25日 (月)

マタイの福音書2:1-12
ひれ伏して拝んだ

Ⅰ.メシヤを探しに来た東方の博士たち(1-8)
 ヘロデ王の時代に、東方から博士たちがエルサレムにやって来ました。彼らは当時の知識人として世をお救いになるメシヤを待っていた人々でした。メシヤがお生まれになった時に現われた星を見て、その方を拝みに来ました(2)。彼らは人々がみな眠っていた時間に起きて夜空を見上げ、メシヤの星が現われると、その星について行って、山を越え、野を渡りました。彼らは人類の救いを待ち望む人々であり、目を覚ましている人々でした。彼らは求道者でした。
Ⅱ.イエス様にひれ伏して拝んだ東方の博士たち(9-12)
 イエス様の誕生の知らせによって、エルサレムには大きな騒動が起こりました。ヘロデは幼子イエス様を殺そうとたくらみました。東方の博士たちはもう一度現われた星の導きを受け、幼子が生まれた所に行きました。彼らは家に入って行き、この幼子がまさに聖書に約束されたメシヤであり、すべての人々の礼拝を受けるにふさわしい王の王であることを悟りました。
 東方の博士たちは幼子イエス様にひれ伏して拝み、宝の箱をあけて、黄金、乳香、没薬を贈り物としてささげました。本当の礼拝の対象を探して出会い、その前にひれ伏して拝み、貴い贈り物をささげた東方の博士たちこそ、本当に幸せな人々です。私たちも聖誕節を迎え、幼子イエス様に出会い、その方にひれ伏して拝みましょう。

祈り:主よ!主だけがまことの礼拝の対象であることを信じます。主に私のすべてのものをささげ、ひれ伏して拝みます。

一言:ひれ伏して拝み


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