聖書別日ごとの糧   >>   マタイ[etc]

2013年 12月 24日 (火)

マタイ1:18-25
インマヌエル

1.その罪から救ってくださる方、イエス様(18-21)
 ヨセフと婚約した処女マリヤが身重になりました。ヨセフは心が痛み、怒りましたが、正しい人だったので、それを公にせずに、マリヤとの関係を内密に断ち切ろうとしました。その時、主の御使いが夢に現れて、マリヤが身重になったことについて、話しました。第一に、その方は聖霊によって宿られました。「聖霊によって宿られた」とは、「罪がない」ということです。第二に、その方の名前はイエスですが、その意味は、「ご自分の民をその罪から救ってくださる」という意味です。イエス様は、聖霊によって宿られたので、私たちをその罪から救うことができます。罪の結果は死であり、その後には、さばきがあります。人が不幸なのは罪のためです。イエス様は、このような人々を罪から救うために、来られました。
2.インマヌエルのイエス様(22-25)
 このすべての出来事は、主が預言者を通して言われたことが成就するためです。「見よ、処女がみごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」(訳すと、神は私たちとともにおられる、という意味である。)(23)。私たちは、自分のことしか知らない人や、自分を傷つける人とは一緒にいることはできません。しかし、愛の神様はこのような私と共におられようと、私たちと同じ姿で、みどり子の御姿でお生まれになりました。インマヌエルの主によって、心配したり、恐れたりせずに、むしろ、ビジョンが満ち溢れて来ます。

祈り:インマヌエルの主よ!この民と、いつまでも共にいてくださることを信じます。この信仰によって、ビジョンが満ち溢れる生活ができるように助けてください。

一言:インマヌエル!



2013年 12月 25日 (水)

マタイ2:1-12
ひれ伏して拝んだ

1.メシヤを捜しに来た東方の博士たち(1-8)
 ヘロデ王の時代に、東方から博士たちがエルサレムにやって来ました。彼らは、当代の知識人であり、世を救うメシヤを待っていた人たちでした。彼らは、メシヤが誕生した時に現れた、その星を見て、メシヤが来られたことを知りました。そして、その星を追って、山を越え、川を渡りました。人々が眠っている夜に、目を覚まして、星について行く旅行は容易なことではありませんでした。しかし彼らは、代価を払って、星を追って来ました。彼らは救いを求める求道者たちでした。
2.イエス様を拝んだ東方の博士たち(9-12)
 東方の博士たちがエルサレムに来て、ユダヤ人の王を捜していると、大騒動が起こりました。ヘロデ王は、幼子イエス様を殺そうと、たくらんでいました。東方の博士たちは、再び現れた星の導きによって、幼子がお生まれになった所に行きました。彼らは家に入ると、この子が聖書に約束されたメシヤであり、全ての人から礼拝されるのにふさわしい王の王であることを悟りました。
 東方の博士たちは、幼子イエス様にひれ伏して拝み、宝の箱を開け、黄金、乳香、没薬を贈り物としてささげました。本当の礼拝の対象を捜して出会い、その御前にひれ伏して拝み、貴い宝をささげた東方の博士たちこそ、最も幸福な人たちです。私たちも、今度のクリスマスに、イエス様を王として迎え入れ、その御前にひれ伏して、心をこめて礼拝しましょう。

祈り:主よ!幼子として来られたイエス様は礼拝するのにふさわしい私の王です。私がこのイエス様にひれ伏して、礼拝します。

一言:ひれ伏して礼拝する


<<(1)    前のページ(7)    8    次のページ(9)    (12)>>

聖書別日ごとの糧