聖書別日ごとの糧   >>   ヘブル[2014]

2014年 01月 26日 (日)

ヘブル2:1-18
あわれみ深い、忠実な大祭司

1.すばらしい救いの御言葉を守れ(1-4)
 著者は、ヘブル人のクリスチャンたちが押し流されて行かないように、聞いたことを全て堅くつかむように、教えています。このすばらしい救いの福音をないがしろにした場合、さばきから逃れる道がありません。この救いは、あらゆる方法によって拡張されたものであり、神様が語られた唯一の救いです。
2.血と肉とを持っておられたイエス様(5-18)
 イエス様は、人の罪のために、人間となり、御使いよりも低いものとなられました。また、イエス様は私たちの兄弟になるために、人間になりました。イエス様は、その血によって洗われ、きよめられた者を兄弟と、呼ばれます。
 イエス様が、一つの形で、血と肉を共に持った根本理由は、死の勢力を持った悪魔を打ち滅ぼすためです。また、一生涯死の恐怖につながれて奴隷となっていた人々を解放してくださるためでした(15)。イエス様は、十字架で死なれ、よみがえられたことで、私たちをそれほどまで苦しめて来た悪魔の権威と死の力を滅ぼし、本当の自由をくださいました。「そういうわけで、神のことについて、あわれみ深い、忠実な大祭司となるため、主はすべての点で兄弟たちと同じようにならなければなりませんでした。それは民の罪のために、なだめがなされるためなのです。」(17)。このイエス様が試みを受けられたことで、試みられている者たちを助けてくださいます。

祈り:主よ!血と肉とを持っておられ、私たちの罪と咎を担い、悪魔の権威から私たちを解放させてくださり、感謝します。

一言:憐れみ深い、忠実な大祭司イエス様


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