聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2019]

2019年 07月 16日 (火)

歴代誌第二 8:1-18 (13)
知恵ある建築者ソロモン

 ソロモンは20年間かけて、主の宮と自分の宮殿を建てました。神殿建築の対価として、ツロの王フラムに以前与え、しかし返されたガリラヤの20の町を再建して、イスラエルの子孫がそこに住むようにしました。以後ソロモンはいろいろな所を征服し、堅固な城を建築しました。彼はエルサレムだけでなく、自分の全領地に建てたいと願っていたすべてのものを建てました。この仕事において、ソロモンはカナン人を苦役に服させ、イスラエルの民を指揮官としました。結婚政策によってパロの娘を妻に迎え入れましたが、ダビデの家に住んではならないという理由で別の家を建て、そこに住まわせました。ソロモンは、モーセの命令どおりに安息日ごとなど、定められた季節に応じて主にいけにえをささげました。そして、ダビデ王の定めに従って祭司の組分けを定め、主の神殿のいけにえがきちんとなされるようにしました。祭司たちとレビ人たちも、このように神の命令に従おうとする王に従おうとしました。ソロモンはすべて願ったものを建設し、安定した中で、貿易を通して富を得ようとしました。
 ソロモンは知恵ある建築者のようでした。彼はまず、第一に神殿を建て、王宮も建てました。祭司制度を整備して、民と神様との関係を正しくしました。根本的に、神様の御言葉の上に国を堅く立てました。国の外的防備をどんなに良くしても、また他国を征服しても、神様の御言葉に不従順で、神様との関係が正しくなければ、その国は、いつ崩れるかわからない不安定な国に過ぎません。


適用:まず、何を固めますか

一言:御言葉の上に建てよう


<<(1)    前のページ(6)    7    次のページ(8)    (35)>>

聖書別日ごとの糧