聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2001]

2001年 01月 04日 (木)

歴代誌第二6:1-17
ソロモンの奉献祈祷

Ⅰ.主は、お告げになった約束を果たされた(1-11)
 ソロモンは宮を建ててからイスラエルの全集団の前でイスラエルの神、主をほめたたえました。神様はダビデと約束された通りに成し遂げられました。神様はイスラエルの民が出エジプトした後、どの町もどんな主権者も選ばれませんでした。神様はダビデ王の時代にやっと、エルサレムとダビデを選ばれました。ダビデは自分の力で宮を建てることを心がけていましたが、神様は彼の子どもを通して宮を建てることを約束されました。
 結局、神様は約束の通りにダビデの子ソロモンが立ち上がり、エルサレムに宮を建て、契約の箱をその中にいれられました。神様は私たちに約束されたことを必ず守られるお方です。神様だけが私たちが信じ、頼れるお方です。
Ⅱ.ダビデに約束されたことを彼のために守ってください(12-17)
 ソロモンはイスラエルの全会衆の前でひざまずき、両手を天に差し伸べて奉献の祈りをささげました。彼は天にも地にも、主のような神様はほかにないことを告白し、神様は心を尽くして御前に歩む主のしもべたちに対し、契約と愛とを守られる方であることを賛美しました。また彼は神様に、ダビデの子孫が律法を守り、律法に歩みさえするなら王位を受け継がせる約束を守ってくださるように祈りました。ソロモンはダビデに仰せられた約束の御言葉に基づいて祈りました。神様の約束に基づいた祈りには力があります。

祈り:主よ!主は約束を守られる方であることを悟り、感謝します。私が主を信じる信仰によって生きるように助けてください。

一言:約束の通りに成されることを信じます。



2001年 01月 05日 (金)

歴代誌第二6:18-42
この所に向かってささげる願いを聞いて

 ソロモンは、神様に、とりなしの祈りを捧げました。第一に、隣人に罪を犯した人が宮の前に来て、そのようなことをしないと誓うなら、神様が判決を下されるように、祈りました(22.23)。第二に、イスラエルの民が主に罪を犯し、敵に打ち負かされた後、宮に来て祈るなら、赦し、本国に帰らせてください、と祈りました(24.25)。第三に、民たちが主に罪を犯し、天がとざされ雨が降らず、苦しんだ後、宮に来て祈り、罪から離れれば、赦し、当然すべきことを教えてくださり、雨を降らせてくださいと祈りました(26,27)。第四に、敵が来て町を囲んだり、すべての災難や疾病がある時、民たちが宮に来て助けを求めたりすれば、祈りを聞かれ、その行ないによって報いてください、と祈りました(28-31)。第五に、外国人たちも神様の御名を知り、宮に来て祈れば、彼らの祈りを聞かれ、すべての民が主を恐れるようにしてくださいと祈りました(32,33)。第六に、民たちが戦争するために出て行く時、宮に向かって祈るならば、助けてくださいと祈りました(34,35)。第七に、民たちが罪を犯し、敵の国に引いて行かれる時、そこで悔い改めて心から祈るなら、彼らを顧みて赦してくださいと祈りました(36-39)。
 ソロモンは、宮が神様に進み出て祈る所であることをよく知っていました。また、神様は、神様に祈ればどんな問題もすべて解決してくださる方であることを信じました。

祈り:主よ!主は私の祈りを聞かれることを信じます。私にどんな問題があっても主に祈る者になるように助けてください。

一言:祈りを聞かれ、助けてくださることを信じます。


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