聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2014]

2014年 03月 16日 (日)

2歴代誌31:1-32:8
信仰の勇士ヒゼキヤ

1.民たちの間で、霊的な覚醒を引き起こしたヒゼキヤ(3:1-21)
 ヒゼキヤの宗教改革によって、民たちの間には、霊的な覚醒運動が激しく起こりました。民たちは、過越の祭りの行事を終えた後、ユダの町々に出て行き、石の柱を打ちこわし、アシェラ像を切り落とし、全イスラエルから高き所と祭壇を取りこわしました。ヒゼキヤ一人から始まった改革は、今、全国的に広がって行きました。恵みが満ち溢れた民たちは、全ての野の収穫の初物と、十分の一を、惜しみなくささげました。
 指導者一人の影響は、本当に大きなものです。指導者が霊的に目を覚ましている時、偶像崇拝と罪に落ちていた民たちが覚醒して、神様に仕える聖なる民に変えられます。
2.民を安心させたヒゼキヤ(32:1-8)
 これらの誠実なことが示されて後、アッシリヤの王セナケリブがユダを攻め、エルサレムを奪おうとしました。その時、ヒゼキヤは、この町の外にある泉の水をふさごうとし、町を修復させ、やぐらを築き、投げ槍と盾を作りました。何よりも、恐れの中にいる民たちに、「強くあれ。雄々しくあれ。アッシリヤの王に、彼とともにいるすべての大軍に、恐れをなしてはならない。おびえてはならない。」と言って、安心させました。なぜなら彼らとともにいる者は肉の腕であり、ユダと共におられる方は主なる神様だからです。人間の力がいくら強いからと言っても、主なる神様に敵対して、勝つことはできません。危機の時に、信仰の人は、共におられる神様に頼ることで、強く、大胆であることができます。

祈り:主よ!危機の時に、私が神様を信じて頼ることで、恐れを退け、大胆になるように助けてください。

一言:私たちと共におられる神様


<<(1)    前のページ(26)    27    次のページ(28)    (29)>>

聖書別日ごとの糧