聖書別日ごとの糧   >>   歴代誌Ⅱ[2014]

2014年 03月 18日 (火)

2歴代誌36:1:23
ユダの滅亡

1.強大国によって辱めを受けるユダ(1-10)
 ヨシヤは、ユダの王の中で、最後の信仰人でした。ヨシヤの後をついで、エホアハズが王になりましたが、エジプトの王によって退位し、エジプトへ連れて行かれました。次に、エジプトの王によって、王位についたエホヤキムは、バビロンによって退位し、バビロンへ連れて行かれました。その次のエホヤキンも、三カ月と十日後に、バビロンへ連れて行かれました。ユダは主権を失い、周辺の強大国によって、辱めを受けました。神様は、周辺の列強国を杖として用いられ、ユダを懲らしめることで、その民が神様に立ち返ることを願われました。しかし彼らは、むしろ主の目の前に悪を行なうことで、滅亡を招きました。
2.神様の御言葉を侮ったユダ(11-23)
 ユダの最後の王ゼデキヤは、繰り返される悲劇を見ても、主の目の前に悪を行ないました。彼は預言者エレミヤの言葉を無視して、主の前にへりくだりませんでした(12)。王が堕落した時、祭司から民に至るまで、異邦の民の、忌み嫌うべきすべてのならわしをまねて、エルサレムの主の宮を汚しました。神様は、ご自分の民を惜しまれ、主のしもべたちをしきりに遣わされました。しかし、彼らは神の使者たちを笑いものにし、御言葉を侮りました。それによって、彼らは神様の御怒りを受けるようになり、ひどく堕落し、取り返しのつかない状態にまで、落ちてしまいました。結局、ユダはカルデヤ人の王によって、滅ぼされました。選ばれた民であっても、最後まで悔い改めない時、さばきを受けます。

祈り:主よ!私が神様の懲らしめの前で、すぐに悔い改めて、立ち返ることができるように、謙遜と悔いた心をください。

一言:懲らしめられる神様


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