聖書別日ごとの糧   >>   ネヘミヤ記[2014]

2014年 11月 13日 (木)

ネヘミヤ5:1-19
総督の手当てを受けなかったネヘミヤ

1.おもだった者たちや代表者たちを咎めたネヘミヤ(1-13)
 ききんになり、民たちには穀物がありませんでした。その上、ペルシヤ王国に対する重い税金のために、民たちは畑もぶどう畑も抵当に入れているので、余計に負担になりました。その上、利子を返すために、子どもたちまで奴隷として売る人もいました。ところが、一部の穀物を多くもっている貴族や指導者たちは、民たちに穀物を貸して、利子を取りました。彼らには、愛がありませんでした。長い間、強大国の支配を受けながら、彼らは、いつのまにか、利己的になってしまいました。このような中で、民たちは不満を持つしかありませんでした。ネヘミヤは、愛がない指導者たちに対して、憤りました。彼は集会を開いて、おもだった者たちを、公開的に咎めました。そして、利子を取るのをやめさせ、財産の百分の一を返すように、言いました。神様の民がお互いに愛し合い、助けることは、
何よりも大切なことです。
2.総督の手当てを受けなかったネヘミヤ(14-19)
 ネヘミヤはユダの地の総督として任命されました。しかし、彼は十二年間、総督として働きながら、月給を受け取りませんでした。また、民の負担を重くしたり、不正に取り立てたりも、しませんでした。むしろ、彼は民たちと共に働き、自分のお金で、彼に訪ねてくる人々に仕えました。彼は神様を恐れ(15)、民たちを愛しました(18)。権力を持った指導者たちが、このように神様を恐れ、民たちのために、奉仕して仕える時、その国は正しく立つようになります。

祈り:主よ!私が権利を主張することより、ネヘミヤのように仕え、献身する生活ができるように、助けてください。

一言:仕えて、献身する生活をしよう


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