聖書別日ごとの糧   >>   雅歌[2010]

2010年 06月 21日 (月)

雅歌8:1-14
愛は死のように強く

 花嫁は花婿にどんな頼みをしましたか。「私を封印のようにあなたの心臓の上に、封印のようにあなたの腕につけてください。」封印はその名が消えないものです。その人の全ての所有を表すために、大変重要なものとして考えます。それでユダヤ人たちは封印を指輪のかたちにして、手にはめて歩きます。また、石や金属に刻んで、首にかけたり、腕にかけて歩きます。ユダヤ人たちが封印を身につけて歩くように、花嫁は花婿と一緒になることを願います。また花嫁は、花婿が自分を尊く思ってくれることを願います。何よりも、花婿との愛が永遠に続くことを願います。
 花嫁は愛の力をどのように歌いますか。「愛は死のように強く、ねたみはよみのように激しいからです。その炎は火の炎、すさまじい炎です。」愛は死のように強いものです。時には、死よりも強いものが愛です。愛のねたみはよみのように激しいです。大水もその愛を消すことができません。人が愛を得ようとして、自分の財産をことごとく与えても、ただのさげすみしか得られません。愛は巨大な力です。パウロは神様の愛の力をこのように言っています。「私はこう確信しています。死も、いのちも、・・・私たちの主キリスト・イエスにある神の愛から、私たちを引き離すことはできません。」(ロマ8:38,39)。神様と私たちの間がこの愛によって結ばれています。神様の愛がどれだけ強いものなのか、その何によっても、神様と私たちの間を断ち切ることができません。この神様の愛が私の心のすべての闇と絶望を退けます。

祈り:主よ!私がどんなにつらい状況でも、神様の強力な愛の力に頼って、やみに打ち勝つように、助けてください。

一言:愛の力


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