□5月8日(水)
石をとりのけなさい
ヨハネの福音書11:28-44(39)
日毎の糧
イエス様は、マリアが悲しむ姿と村の人々が声を上げて泣く姿を見て、彼らの悲しみと苦しみに共感し、憐れまれ、涙を流されました。イエス様は愛する子ども達を苦しめる死の勢力をご覧になって、心に憤りを覚えました。また、よみがえりであり、いのちであるイエス様を目の前にしながらも、それが分からず、ただ泣くしかできない彼らをご覧になって悲しまれたのです。
イエス様は、墓の石を取りのぞきなさい、と悲しむ人々に言われました。不信の石、悲しみの石、失望の石を取りのぞきなさいと言われました。ためらうマルタに再び言われました。「信じるなら神の栄光を見る、とあなたに言ったではありませんか。」(40)イエス様は、兄の死に絶望するマルタが最後まで御言葉を堅く掴み、最後まで信じる信仰で、神様の栄光を見るように助けてくださいました。どんな絶望的な状況でも信仰を失わなければ、神様の栄光を見ることができます。ラザロのよみがえりは、ただの奇跡ではなく、イエス様が神様の絶対的な栄光と力を示すために来られたことを明確に象徴するものとなりました。
祈り:主よ、世の救い主としてイエス様を遣わしてくださり、私たちがイエス様を深く知るように召してくださったことを感謝します。希望をもって日々を主と共に歩むことができるように助けてください。
一言:信じるなら神の栄光を見る
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。