聖書別日ごとの糧   >>   ヨエル書[2019]

2019年 06月 27日 (木)

ヨエル書1:1-20(13)
荒布をまとっていたみ悲しめ

 神様は、預言者ヨエルを通して前代未聞の裁きを警告し、これを子供たちに、子供たちはその子供たちに、その子供たちは後の世代に伝えるよう命じておられます。噛みつくいなごが残した物は、いなごが食い、いなごが残した物は、バッタが食い、バッタが残したものは、食い荒らすいなごが食べます。四つの種類のいなごが出てきますが、様々のいなごが来襲して、災害が繰り返し引き起こされることを表しています。彼らは強い軍隊のように攻め上り、ぶどうの木を荒れ廃れさせ、いちじくの木を引き裂きます。そうすると、神殿では穀物の捧げ物と注ぎの葡萄酒は断たれ、祭司たちは喪に服します。畑は荒らされ、地も干からびると穀物も全滅し、油も枯れてしまいます。畑の穀物の刈り入れがなくなり、木々たちも枯れしおれると、人々の喜びも消え失せます。神様の災いは、世のすべての領域に及びます。人々は自分達に下る深刻な災害を見ながらいたみ悲しまなければなりません。罪のための裁きがいかに徹底的なものであるかを悟り、いたみ悲しまなければなりません。若い時の夫を亡くして女が荒布をまとって泣き悲しむように、泣き悲しまなければなりません。
 祭司たちは荒布をまとっていたみ悲しまなければなりません。断食の布告をし、すべての民を呼び集め、きよめの集会を開き、悔い改めて神様に叫び求めるべきです。罪を悲しみ悔い改めない時、彼らは結局滅亡します。この時には土くれの下の種も干からび、畑と田んぼの穀物と木々たちも火と炎に焼き尽くされます。家畜と野の獣も主にあえぎ求めます。主の日に私達がやるべきことは、罪を悲しみ痛みながら悔い改めることです。神様はそういう者を憐れみ、救ってくださいます。


適用:主の日を備えていますか

一言:悔い改めながら叫べ


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