聖書別日ごとの糧   >>   ヨエル書[2019]

2019年 06月 30日 (日)

ヨエル書3:1-21(16)
主はその民の避け所

 時になると、神様は捕らわれたご自分の民が帰ってくるようにされ、繁栄をもと通りにされます。その時、神様はすべての国民を集めて裁かれます。裁かれる異邦民族達の罪悪は何でしょうか。彼らは、神様の民たちを諸国の民たちの間に散らし、そこに強制的に住ませました。少年少女をとらえて人身売買し、彼らの情欲と快楽を満たしました。神殿の器物を始め、イスラエルのすべての財宝を略奪しました。神様は、異邦民族達の行った罪悪に従って彼らを裁かれます。即ち、彼らの子供たちをユダの人々に売り渡し、ユダ族はこれを遠くの民、シェバ人に売ります。諸国の民がヨシャパテの谷に連れ下られると、神様はそこに座して彼らのすべての罪悪を覚えて裁かれます。その日には、太陽も月も暗くなり、星たちも光を失います。私達はすべての民族に対する神様の裁きを見ながら、これを証しすべきです。
 天地が震える裁きの日、神様はご自分の民の避け所,とりでとなられます。神様は異邦の人々が、もう二度とご自分の民のところに攻め上って来ないように守って下さいます。その日になると、山々には甘いぶどう酒が滴り、丘々には乳が流れます。主の宮から泉がわきいでます。即ち、祝福と生命が満ち溢れます。ユダは永遠に人の住む所となり、エルサレムは代々に渡って人の住む所となります。神様は異邦の国々を道具として用いられ、ご自分の民を守り祝福されます。反面、暴悪な異邦の諸国民は、自分の行った罪悪のゆえに荒れ果てるようになります。


適用:裁きの日が怖いですか

一言:主は私の避け所


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