聖書別日ごとの糧   >>   テモテⅠ[2013]

2013年 07月 07日 (日)

1テモテ6:3-10
同意しない人がいるなら

 信仰生活をしていて、離れて行く人々がいます。彼らは、他の教えである異端思想に関心を持って、教える人々です。彼らは、キリストの御言葉と敬虔にかなう教えとに同意しない人々です。御言葉を愛さず、敬虔に熱心でない時、心は高ぶります。心に虚しい考えが入り込み、分別力を失ってしまいます。すると、何一つ悟ることができないのに、弁論やことばの争いを好むようになります。自然に、そこから、ねたみ、争い、そしり、悪意の疑いが生じます。心は腐敗して行き、真理を喪失し、信仰が利得の手段として考えるようになります。このような人々に、争いが絶える日はありません。結局、神様の御業をそしり、信仰から離れて行くようになります。しかし御言葉に同意する者は、どんな誘惑にも打ち勝つ、信仰を守ることができます。
 世の中は、次第に華やかになって行きます。このような世の中で、自分も知らないうちに、お金に対する欲望が入り込んできます。しかし今の自分の現状に満足する心があれば、敬虔に大きな利益となります。私たちは、何も持ってこの世に来たわけではなく、何かを持って去って行くこともできません。それで、日々、自分に食べる物と着る物があるだけで満足しなければなりません。そうしないと、金持ちになりたがる人たちは、誘惑とわなと、愚かで、有害な多くの欲とに陥り、結局は滅んでしまいます。金銭を愛することが、あらゆる悪の根です。金銭を愛する人は誘惑を受け、信仰から離れて行くようになります。そして結局は、多くの苦痛を受け、さばきを受けるようになります。

祈り:主よ!私がお金の誘惑に打ち勝ち、御言葉に同意する者になるように、助けてください。

一言:御言葉に同意しよう



2013年 07月 08日 (月)

1テモテ6:11-21
信仰の戦い

 神様の人は、世の人と違わなければなりません。特に、お金を愛する世俗的な価値観を捨てなければなりません。ところが、このような消極的な方法だけでは足りません。私たちは、積極的に、正しさ、敬虔、信仰、愛、忍耐、柔和を熱心に求めなければなりません。特に、信仰の戦いを勇敢に戦わなければなりません。私たちは、信仰の競争に勝つために、あらゆる努力をしなければなりません。この戦いの目的は、永遠のいのちを獲得することです。そのために、私たちは召されました。それで私たちは、キリストが現れるその時まで、傷のない、非難されるところのない、成熟したクリスチャンにならなければなりません。時になると、神様はキリストを示してくださいます。神様は祝福に満ちた唯一の王権者、王の王、主の主です。ただひとり死のない方であり、近づくこともできない光の中に住まわれます。神様は、誰も見たことのない、また見ることのできない方です。この神様からの称賛と報いを仰ぎ見て、勇敢に信仰の戦いをしなければなりません。
 富んだ者が信仰を持つのが難しいのは、富に望みを置いているからです。しかし富は頼りにならないもので、確かな物ではないので、決して望みを置く対象にはなりません。富んだ者たちは、何も持たない者のように生き、望みを神様に置いて、生きなければなりません。良いことを行ない、良い御業に富み、分け与えることを好み、他の人の苦しみに深く同情する者にならなければなりません。これこそが、将来自分のために、良い基礎を築き上げる本当の生活をする幸福の道です。

祈り:主よ!私が富みより、神様に望みを置いて、信仰の戦いを行なうように、助けてください。

一言:信仰の戦いをしよう


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