「私たちの救いの神よ。あなたは、恐ろしい事柄をもって、義のうちに私たちに答えられます。」(5)
Ⅰ．救いの神様に感謝しなさい(1-7)
　ダビデは神様が施してくださった御恵みを黙想し、心から賛美が流れ出ました。ダビデは若い日に罪の勢力に勝てず、神様に罪を犯しました。ところが憐れみ深い神様は彼の罪を赦してくださいました(3)。神様は彼を選ばれ、近寄せられ、主の大庭に住むようにされました(4)。この神様は地の果てにいる人々までもみな、頼る救いの神様です。
　この神様は山々を堅く建て、海のとどろき、その大波のとどろき、国々の民の騒ぎを静められる大能の神様です(5-7)。私たちは、この救いの神様によって満足し、限りない幸福を得て生きているのです。私たちに感謝すべきことがたくさんありますが、何より私たちの罪を赦してくださり、主と共に住まわせてくださった恵みに感謝すべきなのです。
Ⅱ．御恵みの神様に感謝しなさい(8-13)
　神様は地を訪れ、水を注ぎ、これを大いに豊かにされました(9)。主は地のあぜみぞを水で満たし、そのうねをならし、夕立で地を柔らかにし、その生長を祝福されました(10)。主の御恵みによって、牧草地は羊の群れを着、もろもろの谷は穀物をおおいとしています(13)。私たちの神様は御恵みの神様です。私たちは信仰によって生きようとしますが、瞬間瞬間の間に、現実問題、目に見える実の問題で心配します。しかし去る一年を振り返って見ると、神様が実に私たちの生活を豊かにしてくださったことを告白せずにはいられません。

祈り：主よ！この時間私を罪から救ってくださり、私の生活を豊かなものにしてくださったあなたの恵みを、声高く賛美します。

一言：豊かにしてくださった神様を賛美しよう