コリント人への手紙第一7:25-40(30)    [NIV]

ひたすら主に奉仕できるように

□6月13日(主日)

パウロは未婚の人(ギリシャ語原文の直訳は「処女」。女性だけでなく、男性も含まれる)に対し、「差し迫っている危機のゆえに」結婚しないほうが良い、と意見しています。当時のコリント地方には、何かしらの危機が迫っていたようです。この危機を、ローマによる迫害の始まりだと解釈する人もいれば、頻発していた飢饉や地震のために、いよいよ終末が近づいたとクリスチャンは考え、パウロも世の終わりを念頭に語ったのではないか、と解釈する人もいます。いずれにせよ、危機が近づいていると感じながら生活せざるを得なかったようです。そのような状況の中で結婚することは、罪ではありませんが、身に苦難を招いてしまうだろうとパウロは心配しました。結婚していない人は、主のことを心配しますが、結婚した人は世のことを心配し、どうすれば妻や夫に喜ばれるかを心配するようになります。そして、信仰生活における葛藤が多くなります。パウロは、未婚の人たちがひたすら主に奉仕できるように助けようとしました。信者は心を分散せず、主にひたすら仕えるべきです。すでに結婚した人は、妻や夫のいない者のように生きるべきです。泣く者は無くなる世の仕事のために泣くのではなく、神の国を望みながら泣かない者のようにすべきです。喜んでいる人は世の喜びに溺れて軽い人生を生きるのではなく、喜んでいない者のように、むしろ義に飢え渇いた者のように生きるべきです。

人生の優先順位が主に向かっていれば、結婚はしてもしなくても良いのです。使徒パウロは、どうしたらコリントの人々が心を分散せず、主に仕えることが出来るかを考えました。結婚をしていても、独身であっても、主との関係を一番にすることが大事です。



適用:世のことに縛られていますか

一言:ひたすら主に仕えなさい

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

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