□10月19日(火)


新しい契約に仕える者にならせた神様


コリント人への手紙第二3:1-6(6)

日毎の糧

コリント教会に入った偽教師たちは、パウロに推薦状を求めたようです。当時、教会を巡回する教師たちは、推薦状を持っていることが多かったので、それを理由にパウロを認めようとしませんでした。しかし、そもそもコリント教会を育てたのは、パウロでした。彼らは使徒パウロの産みの苦しみを通してイエス・キリストを信じて救われた人たちです。それでパウロは、コリントの聖徒たちに「私たちの推薦状はあなたがたです」と言いました。彼らが、パウロが真の使徒であることを証明するキリストの手紙なのです。この手紙は、墨によってではなく、生ける神の御霊によって、石の板ではなく、心の板に書かれたものです。

パウロは使徒の資格が、自分から出たものではないことをよく知っていました。神様が彼を呼び、主の御業に仕えさせたことをよく知っていました。彼に使徒としての能力と資格を与えられた方は神様であり、ただ神の恵みによって使徒になったことを確信しています。そうです。私たちが新しい契約に仕える者となったのは、ただ神様の恵みによるのであり、神様によってなされたことです。新しい契約に仕える者は何をしますか。律法に仕える者は、人々を判断し、罪に定めます。一方、新しい契約に仕える者は新しい契約、すなわちキリストの福音によって人々を生かし、立てて、救います。



適用:私たちはどのように新しい契約に仕える者となりましたか

一言:ただ神様から

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧