□3月7日(土)
天からパンを降らせる
出エジプト記16:1-12 (4)
聖書本文
16:1 イスラエルの全会衆はエリムから旅立ち、エジプトの地を出て、第二の月の十五日に、エリムとシナイとの間にあるシンの荒野に入った。
16:2 そのとき、イスラエルの全会衆は、この荒野でモーセとアロンに向かって不平を言った。
16:3 イスラエルの子らは彼らに言った。「エジプトの地で、肉鍋のそばに座り、パンを満ち足りるまで食べていたときに、われわれは【主】の手にかかって死んでいたらよかったのだ。事実、あなたがたは、われわれをこの荒野に導き出し、この集団全体を飢え死にさせようとしている。」
16:4 【主】はモーセに言われた。「見よ、わたしはあなたがたのために天からパンを降らせる。民は外に出て行って、毎日、その日の分を集めなければならない。これは、彼らがわたしのおしえに従って歩むかどうかを試みるためである。
16:5 六日目に彼らが持ち帰って調えるものは、日ごとに集める分の二倍である。」
16:6 それでモーセとアロンは、すべてのイスラエルの子らに言った。「あなたがたは、夕方には、エジプトの地からあなたがたを導き出したのが【主】であったことを知り、
16:7 朝には【主】の栄光を見る。【主】に対するあなたがたの不平を主が聞かれたからだ。私たちが何だというので、私たちに不平を言うのか。」
16:8 モーセはまた言った。「【主】は夕方にはあなたがたに食べる肉を与え、朝には満ち足りるほどパンを与えてくださる。それはあなたがたが主に対してこぼした不平を、【主】が聞かれたからだ。いったい私たちが何だというのか。あなたがたの不平は、この私たちに対してではなく、【主】に対してなのだ。」
16:9 モーセはアロンに言った。「イスラエルの全会衆に言いなさい。『【主】の前に近づきなさい。主があなたがたの不平を聞かれたから』と。」
16:10 アロンがイスラエルの全会衆に告げたとき、彼らが荒野の方を振り向くと、見よ、【主】の栄光が雲の中に現れた。
16:11 【主】はモーセに告げられた。
16:12 「わたしはイスラエルの子らの不平を聞いた。彼らに告げよ。『あなたがたは夕暮れには肉を食べ、朝にはパンで満ち足りる。こうしてあなたがたは、わたしがあなたがたの神、【主】であることを知る。』」
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
イスラエルの全会衆がエジプトの地を出てから二か月半が経ちました。彼らはシンの荒野でモーセとアロンに向かって不平を言いました(2、3)。イスラエルの民は、エジプトでの生活に満足していた自分たちを、モーセが無理やり荒野に導いて飢え死にさせようとしている、と考えました。
この時、神様は、ご自身が天からパンを降らせて、夕方には彼らに食べる肉を与え、朝には満ち足りるほどパンを与えるとモーセを通して約束されました。通常、パンは地から出るものです。人が種を蒔くと、それが芽生えて実となり、その実をパンにして食べます。しかし、神様は天からパンを降らせて彼らを食べさせると言われたのです。人々は、食べて生きていくことは自分たちの能力や努力、あるいは環境の良さにかかっていると考えます。しかし実は、神様の手にかかっていることなのです。神様はご自分の民たちには、天のパンを食べさせようとされました。こうして、イスラエルの民は40年もの間、日ごとに神様が降らせるパンを食べるようになります。
神様は、日ごとの糧を主に頼る訓練を与えることで、イスラエルの民が神のみことばを聞く人々となることを願いました。彼らは、以前は無知な奴隷の民として生きていましたが、これからは朝晩の日ごとの糧の訓練を通して、神様がどんなお方であるかを知り、そして神の栄光を見るようになります。また、彼らは神様だけを頼りにして、神のみことばに聞き従う民として成長していくのです。私たちは荒野のようなこの世に生きながら、様々な苦境に合う時があります。その時、神様に不平を言い、過去へ戻ろうとしてしまう人は少なくありません。しかし、神様は私たちの必要なものすべてを知っておられます。神様は、まず神の国と神の義を求める人に、衣食住などの必要なもの全てを加えて与えてくださるお方です。(マタイ6:33)
祈り:主よ、あなたが私たちの日々の生活を繊細に支えてくださることを信じます。今日も私たちの必要をすべて、豊かに満たしてくださる主を信じ、使命を忠実に担う一日となりますように。
一言:神様は毎日天からパンを降らせます
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

