□3月31日(主日)


イエス様はよみがえられました


ルカの福音書24:1-12(6)    イースター

聖書本文

24:1 週の初めの日の明け方早く、彼女たちは準備しておいた香料を持って墓に来た。
24:2 見ると、石が墓からわきに転がされていた。
24:3 そこで中に入ると、主イエスのからだは見当たらなかった。
24:4 そのため途方に暮れていると、見よ、まばゆいばかりの衣を着た人が二人、近くに来た。
24:5 彼女たちは恐ろしくなって、地面に顔を伏せた。すると、その人たちはこう言った。「あなたがたは、どうして生きている方を死人の中に捜すのですか。
24:6 ここにはおられません。よみがえられたのです。まだガリラヤにおられたころ、主がお話しになったことを思い出しなさい。
24:7 人の子は必ず罪人たちの手に引き渡され、十字架につけられ、三日目によみがえると言われたでしょう。」
24:8 彼女たちはイエスのことばを思い出した。
24:9 そして墓から戻って、十一人とほかの人たち全員に、これらのことをすべて報告した。
24:10 それは、マグダラのマリア、ヨハンナ、ヤコブの母マリア、そして彼女たちとともにいた、ほかの女たちであった。彼女たちはこれらのことを使徒たちに話したが、
24:11 この話はたわごとのように思えたので、使徒たちは彼女たちを信じなかった。
24:12 しかしペテロは立ち上がり、走って墓に行った。そして、かがんでのぞき込むと、亜麻布だけが見えた。それで、この出来事に驚きながら自分のところに帰った。

聖書引用:新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会


日毎の糧

週の初めの日の明け方早く、墓に向かって足を速める女たちがいました。彼女たちは、イエス様のからだに香料を塗ろうと墓に向かっていました。イエス様に対する彼女たちの愛には変わりはありませんでしたが、彼女たちの心は死の勢力にさいなまれ、深い悲しみで暗くなっていました。墓に着いた時、彼女たちは石が墓からわきに転がしてあるのを見ました。入ってみると、イエス様の体はありませんでした。女たちが途方に暮れていると、まばゆいばかりの衣を着た二人の人が近くに来ました。そして、イエス様はここにはおられず、蘇られたのだという驚くべき知らせを伝えてくれました。まだイエス様がガリラヤにおられたころ、お話になったことを思い出すように、とも言われました。「人の子は必ず罪人たちの手に引き渡され、十字架につけられ、三日目によみがえると言われたでしょう」。天使たちは、復活のメッセージを伝えながら、なぜ、御言葉を覚えるように言われたのでしょうか。それは、御言葉を根拠にする時、真の復活信仰を持つようになるからです。イエス様が死に打ち勝ち、蘇られたという知らせを聞いて、女たちの暗く悲しかった心は命の光で満ち溢れるようになりました。復活以上に驚きに満ち、喜びにあふれた知らせは、一体どこにあるでしょうか。

女たちは走って行って、この驚くべき知らせを十一弟子と他の人達全部に報告しました。しかし、使徒達はこの話をたわごとだと思い、信用しませんでした。それほど復活は信じがたい出来事でした。しかし、そんな中でもペテロは立ち上がって走って墓へ行き、復活の現場をのぞき込んで見ました。女たちの言う通り、亜麻布だけがあって遺体はありませんでした。ペテロは驚いて家に帰りましたが、本当にイエス様が復活されたとは考えられませんでした。復活は人類の歴史上、もっとも画期的な事件です。



祈り:主よ、私が自分のむなしい考えを退けて、主の御言葉を思い出して信じるように助けて下さい。

一言:イエス様は御言葉の通りによみがえられた

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧