□3月8日(主日)
日ごとの糧の訓練
出エジプト記16:13-36 (16)
聖書本文
16:13 すると、その夕方、うずらが飛んで来て宿営をおおった。また、朝になると、宿営の周り一面に露が降りた。
16:14 その一面の露が消えると、見よ、荒野の面には薄く細かいもの、地に降りた霜のような細かいものがあった。
16:15 イスラエルの子らはこれを見て、「これは何だろう」と言い合った。それが何なのかを知らなかったからであった。モーセは彼らに言った。「これは【主】があなたがたに食物として下さったパンだ。
16:16 【主】が命じられたことはこうだ。『自分の食べる分に応じて、一人当たり一オメルずつ、それを集めよ。自分の天幕にいる人数に応じて、それを取れ。』」
16:17 そこで、イスラエルの子らはそのとおりにした。ある者はたくさん、ある者は少しだけ集めた。
16:18 彼らが、何オメルあるかそれを量ってみると、たくさん集めた人にも余ることはなく、少しだけ集めた人にも足りないことはなかった。自分が食べる分に応じて集めたのである。
16:19 モーセは彼らに言った。「だれも、それを朝まで残しておいてはならない。」
16:20 しかし、彼らはモーセの言うことを聞かず、ある者は朝までその一部を残しておいた。すると、それに虫がわき、臭くなった。モーセは彼らに向かって怒った。
16:21 彼らは朝ごとに、各自が食べる分量を集め、日が高くなると、それは溶けた。
16:22 六日目に、彼らは二倍のパンを、一人当たり二オメルずつを集めた。会衆の上に立つ者たちがみなモーセのところに来て、告げると、
16:23 モーセは彼らに言った。「【主】の語られたことはこうだ。『明日は全き休みの日、【主】の聖なる安息である。焼きたいものは焼き、煮たいものは煮よ。残ったものはすべて取っておき、朝まで保存せよ。』」
16:24 モーセの命じたとおりに、彼らはそれを朝まで取っておいた。しかし、それは臭くもならず、そこにうじ虫もわかなかった。
16:25 モーセは言った。「今日は、それを食べなさい。今日は【主】の安息だから。今日は、それを野で見つけることはできない。
16:26 六日の間、それを集めなさい。しかし七日目の安息には、それはそこにはない。」
16:27 七日目になって、民の中のある者たちが集めに出て行った。しかし、何も見つからなかった。
16:28 【主】はモーセに言われた。「あなたがたは、いつまでわたしの命令とおしえを拒み、守らないのか。
16:29 心せよ。【主】があなたがたに安息を与えたのだ。そのため、六日目には二日分のパンをあなたがたに与えている。七日目には、それぞれ自分のところにとどまれ。だれも自分のところから出てはならない。」
16:30 それで民は七日目に休んだ。
16:31 イスラエルの家は、それをマナと名づけた。それはコエンドロの種のようで、白く、その味は蜜を入れた薄焼きパンのようであった。
16:32 モーセは言った。「【主】が命じられたことはこうだ。『それを一オメル分、あなたがたの子孫のために保存しなさい。わたしがあなたがたをエジプトの地から導き出したときに、荒野であなたがたに食べさせたパンを、彼らが見ることができるようにするためである。』」
16:33 モーセはアロンに言った。「壺を一つ持って来て、マナを一オメル分その中に入れ、それを【主】の前に置いて、あなたがたの子孫のために保存しなさい。」
16:34 【主】がモーセに命じられたとおり、アロンはそれを保存するために、さとしの板の前に置いた。
16:35 イスラエルの子らは、人が住んでいる土地に来るまで、四十年の間マナを食べた。彼らはカナンの地の境に来るまでマナを食べた。
16:36 一オメルは一エパの十分の一である。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
神様はイスラエルの民に食物を与えるという約束のとおり、実際に食物を与えてくださいました。その夕方、うずらが飛んで来て宿営を覆い、朝になると、宿営の周り一面に、露のような細かいパン「マナ」が降りました。神様は、何もない荒野で、肉とパンによって民のお腹を満たされたのです。こうして神様は、彼らが主の愛と力を毎日体験するようにされました。
主は彼らに、「自分の分と家族の人数に応じて、それを取れ」と命じられました。主は、たくさん集めた人にも余ることがなく、少しだけ集めた人にも足りないことがないようにされました。ところが、それを隠して朝まで残しておくと、虫がわき、臭くなって食べられませんでした。これは、彼らの貪欲を取り除くためでした。さらに、日が高くなると、マナは溶けてなくなります。これは、彼らが怠け者にならないように訓練するためだったのです。主は、六日目だけは普段よりも二倍のパンを集めるように命じられました。それは、民が七日目の「主の聖なる安息」をしっかり守るためでした。主は安息日に、彼らがもっぱら神様の恵みに感謝し、主への礼拝に心を向けるようにされたのです。
神様はこの訓練を、毎日、四十年にわたって続けられました。これは、エジプトでの四百年の間に身に付けてしまった奴隷マインドを切り捨て、祭司の王国、聖なる民としての内面を培うための主の訓練でした。また主は、「マナ一オメル分を、あなたがたの子孫のために保存しなさい」と命じられました。これには、子孫たちが代々、神の恵みを覚え、神様だけに頼って生きていくように教えなさい、という意味が含まれています。私たちもまた、毎日「日ごとの糧」を受け取る訓練を通して、心のうちに霊的な価値観を身につけていくべきです。
祈り:主よ、あなたが日ごとの糧を通して私たちを整え、御心にかなう者へと育ててくださることを感謝します。どうか貪りや怠慢を離れ、毎日あなたにより頼んで歩むようにお助け下さい。
一言:日ごとの糧は、主からの訓練
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

