□5月18日(月)
安息日の主
マタイの福音書12:1-21(8)
聖書本文
12:1 そのころ、イエスは安息日に麦畑を通られた。弟子たちは空腹だったので、穂を摘んで食べ始めた。
12:2 するとパリサイ人たちがそれを見て、イエスに言った。「ご覧なさい。あなたの弟子たちが、安息日にしてはならないことをしています。」
12:3 しかし、イエスは言われた。「ダビデと供の者たちが空腹になったときに、ダビデが何をしたか、
12:4 どのようにして、神の家に入り、祭司以外は自分も供の者たちも食べてはならない、臨在のパンを食べたか、読んだことがないのですか。
12:5 また、安息日に宮にいる祭司たちは安息日を汚しても咎を免れる、ということを律法で読んだことがないのですか。
12:6 あなたがたに言いますが、ここに宮よりも大いなるものがあります。
12:7 『わたしが喜びとするのは真実の愛。いけにえではない』とはどういう意味かを知っていたら、あなたがたは、咎のない者たちを不義に定めはしなかったでしょう。
12:8 人の子は安息日の主です。」
12:9 イエスはそこを去って、彼らの会堂に入られた。
12:10 すると見よ、片手の萎えた人がいた。そこで彼らはイエスに「安息日に癒やすのは律法にかなっていますか」と質問した。イエスを訴えるためであった。
12:11 イエスは彼らに言われた。「あなたがたのうちのだれかが羊を一匹持っていて、もしその羊が安息日に穴に落ちたら、それをつかんで引き上げてやらないでしょうか。
12:12 人間は羊よりはるかに価値があります。それなら、安息日に良いことをするのは律法にかなっています。」
12:13 それからイエスはその人に「手を伸ばしなさい」と言われた。彼が手を伸ばすと、手は元どおりになり、もう一方の手のように良くなった。
12:14 パリサイ人たちは出て行って、どうやってイエスを殺そうかと相談し始めた。
12:15 イエスはそれを知って、そこを立ち去られた。すると大勢の群衆がついて来たので、彼らをみな癒やされた。
12:16 そして、ご自分のことを人々に知らせないように、彼らを戒められた。
12:17 これは、預言者イザヤを通して語られたことが成就するためであった。
12:18 「見よ。わたしが選んだわたしのしもべ、
わたしの心が喜ぶ、わたしの愛する者。
わたしは彼の上にわたしの霊を授け、
彼は異邦人にさばきを告げる。
12:19 彼は言い争わず、叫ばず、
通りでその声を聞く者もない。
12:20 傷んだ葦を折ることもなく、
くすぶる灯芯を消すこともない。
さばきを勝利に導くまで。
12:21 異邦人は彼の名に望みをかける。」
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
ある安息日に、イエス様の弟子たちが空腹のため、麦畑で穂を摘んで食べました。これを見たパリサイ人たちは、彼らが安息日にしてはならないことをしていると、イエス様を責めました。しかし、イエス様は旧約聖書にあるダビデの例を挙げて、弟子たちを弁護されました。ダビデも飢えていたとき、特別なパンを食べました。また、祭司たちは安息日でも宮の中で働きますが、罪にはなりません。それは、神殿での働きが神様に仕える行為だからです。そしてイエス様は神殿よりも偉大なお方です。つまり、イエス様に従って行なう事は、安息日であっても許されるのです。パリサイ人たちは、イエス様がどなたであるか理解していませんでした。イエス様を知らないパリサイ人たちは、本来なら人を思いやり、愛をもって接するべきなのに、その愛がありませんでした。そのため、罪のない弟子たちを責め、罪人のように扱いました。イエス様は、人の弱さをよく理解し、罪人をあわれんでくださる愛のお方です。同時に、安息日の主でもあられます。私たちは、安息日にイエス様が喜ばれる事をしなければなりません。
イエス様が会堂に入られたとき、片手の萎えた人がいました。人々はイエス様に尋ねました。「安息日に癒すのは律法にかなっていますか。」彼らは、安息日の規則を守ることにとても厳しかったのです。しかしイエス様は、普段彼らが羊を助ける例を示されました。もし羊が穴に落ちたら、安息日であっても迷わず助けるはずです。それほど羊を大切にするなら、まして人は羊よりもはるかに価値のある存在です。イエス様は言われました。「安息日に良いことをするのは律法にかなっています。」ここでいう「良いこと」とは、いのちを救い、生かすことです。これが、安息日の主であるイエス様の教えです。
祈り:父なる神様、私が安息日にイエス様のように積極的に良いことをするよう、助けてください。
一言:安息日に良いことをしよう
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

