□5月26日(火)
あなた方が食べる物をあげなさい
マタイの福音書14:1-21(16)
聖書本文
14:1 そのころ、領主ヘロデはイエスのうわさを聞いて、
14:2 家来たちに言った。「あれはバプテスマのヨハネだ。彼が死人の中からよみがえったのだ。だから、奇跡を行う力が彼のうちに働いているのだ。」
14:3 実は、以前このヘロデは、自分の兄弟ピリポの妻ヘロディアのことでヨハネを捕らえて縛り、牢に入れていた。
14:4 ヨハネが彼に、「あなたが彼女を自分のものにすることは律法にかなっていない」と言い続けたからであった。
14:5 ヘロデはヨハネを殺したいと思ったが、民衆を恐れた。彼らがヨハネを預言者と認めていたからであった。
14:6 ところが、ヘロデの誕生祝いがあり、ヘロディアの娘が皆の前で踊りを踊ってヘロデを喜ばせた。
14:7 それで彼は娘に誓い、求める物は何でも与えると約束した。
14:8 すると、娘は母親にそそのかされて、「今ここで、バプテスマのヨハネの首を盆に載せて私に下さい」と言った。
14:9 王は心を痛めたが、自分が誓ったことであり、列席の人たちの手前もあって、与えるように命じ、
14:10 人を遣わして、牢の中でヨハネの首をはねさせた。
14:11 その首は盆に載せて運ばれ、少女に与えられたので、少女はそれを母親のところに持って行った。
14:12 それから、ヨハネの弟子たちがやって来て遺体を引き取り、葬った。そして、イエスのところに行って報告した。
14:13 それを聞くと、イエスは舟でそこを去り、自分だけで寂しいところに行かれた。群衆はそれを聞き、町々から歩いてイエスの後を追った。
14:14 イエスは舟から上がり、大勢の群衆をご覧になった。そして彼らを深くあわれんで、彼らの中の病人たちを癒やされた。
14:15 夕方になったので、弟子たちはイエスのところに来て言った。「ここは人里離れたところですし、時刻ももう遅くなっています。村に行って自分たちで食べ物を買うことができるように、群衆を解散させてください。」
14:16 しかし、イエスは言われた。「彼らが行く必要はありません。あなたがたがあの人たちに食べる物をあげなさい。」
14:17 弟子たちは言った。「ここには五つのパンと二匹の魚しかありません。」
14:18 するとイエスは「それを、ここに持って来なさい」と言われた。
14:19 そして、群衆に草の上に座るように命じられた。それからイエスは、五つのパンと二匹の魚を取り、天を見上げて神をほめたたえ、パンを裂いて弟子たちにお与えになったので、弟子たちは群衆に配った。
14:20 人々はみな、食べて満腹した。そして余ったパン切れを集めると、十二のかごがいっぱいになった。
14:21 食べた者は、女と子どもを除いて男五千人ほどであった。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
ヘロデはイエス様のうわさを聞いて、バプテスマのヨハネが死人の中からよみがえったのだと恐れました。以前ヘロデは、自分の兄弟ピリポの妻へロディアのことでヨハネを捕らえて縛り、牢に入れていました。ヨハネが彼の不倫を律法にかなっていないと言い続けたからです。へロディアはヘロデの自尊心に訴え、ヨハネの首をはねるように煽りました。指導者が淫乱で不正ある時、義人は生きることができず、民たちは苦しみあえぎながら、生きるしかありません。ヨハネは死にましたが、世の不正と悪の前に決して妥協しない偉大な殉教者としての精神を教えてくれます。
イエス様はヨハネに起こったことを聞き、船に乗り、自分だけで寂しいところに行かれました。群衆はそれを聞き、町々から歩いてイエス様の後を追いました。イエス様は大勢の群衆をご覧になり、彼らを深くあわれんで、彼らの中の病人たちを癒やされました。夕方になったので、弟子たちは群衆を解散させ、自分たちで食べ物を買うよう、イエス様に提案しました。しかし、イエス様は言われました。「彼らが行く必要はありません。あなたがたがあの人たちに食べる物をあげなさい。」(16)イエス様は、困っている民を弟子たちが責任を持って食べさせる牧者になることを願われました。しかし、弟子たちは、自分たちにあるのは五つのパンと二匹の魚しかないと言いました。イエス様はそれを持って来させ、天を見上げて神をほめたたえ、パンを割かれました。このようにして五千人もの群衆が食べて満腹しました。余ったパン切れを集めると、十二かごがいっぱいになりました。群衆を食べさせることができるのはイエス様だけです。私たちがすることは、群衆に対する牧者の心情を持つことであり、あるものを主にささげることです。
祈り:主よ、私に深くあわれまれたイエス様の心を与えてくださり、みことばをもって人々を食べさせることができるようにしてください。
一言:あなたがたがあの人たちに食べる物をあげなさい
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

