□5月31日(主日)
パン種に用心しなさい
マタイの福音書16:1-12(6)
聖書本文
16:1 パリサイ人たちやサドカイ人たちが、イエスを試そうと近づいて来て、天からのしるしを見せてほしいと求めた。
16:2 イエスは彼らに答えられた。「夕方になると、あなたがたは『夕焼けだから晴れる』と言い、
16:3 朝には『朝焼けでどんよりしているから、今日は荒れ模様だ』と言います。空模様を見分けることを知っていながら、時のしるしを見分けることはできないのですか。
16:4 悪い、姦淫の時代はしるしを求めます。しかし、ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられません。」こうしてイエスは彼らを残して去って行かれた。
16:5 さて、向こう岸に渡ったとき、弟子たちはパンを持って来るのを忘れてしまっていた。
16:6 イエスは彼らに言われた。「パリサイ人たちやサドカイ人たちのパン種に、くれぐれも用心しなさい。」
16:7 すると彼らは「私たちがパンを持って来なかったからだ」と言って、自分たちの間で議論を始めた。
16:8 イエスはそれに気がついて言われた。「信仰の薄い人たち。パンがないからだなどと、なぜ論じ合っているのですか。
16:9 まだ分からないのですか。五つのパンを五千人に分けて何かご集めたか、覚えていないのですか。
16:10 七つのパンを四千人に分けて何かご集めたか、覚えていないのですか。
16:11 わたしが言ったのはパンのことではないと、どうして分からないのですか。パリサイ人たちとサドカイ人たちのパン種に用心しなさい。」
16:12 そのとき彼らは、用心するようにとイエスが言われたのはパン種ではなく、パリサイ人たちやサドカイ人たちの教えであることを悟った。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
パリサイ人たちやサドカイ人たちは当時の宗教指導者たちでした。彼らはイエス様に、天からのしるしを見せて欲しいと求めました。彼らがしるしを求めたのは、イエス様を信じるためではなく、試そうとするためでした。これまでにもイエス様はメシアとしてのあらゆるしるしを見せてくださいました。しかし、彼らは悟りませんでした。空模様を見分けることは出来た彼らですが、イエス様の数々のしるしを見ても、メシアを見分けることは、できませんでした。イエス様を受け入れようとする心がそもそもなかったからです。彼らには、もはやどんなしるしも通じません。イエス様が十字架の死からよみがえる出来事だけが、彼らが見ることのできる最後のしるしになることでしょう。
弟子たちにイエス様は、「パリサイ人たちやサドカイ人たちのパン種に、くれぐれも用心しなさい。」(6)と言われました。パン種は音をたてずに密かに、迅速にパンを発酵させます。パリサイ人たちは、外見は敬虔であるように見えましたが、実は形式的な生活しかしていませんでした。サドカイ人たちは現実的であり、天使も、よみがえりも信じなかったために、彼らのすべての関心は、この世での出世と安楽と栄光に向いていました。彼らの生活と教えは、まるでパン種のようであり、民たちに悪い影響を及ぼしていました。イエス様の弟子たちも、知らず知らずのうちに、形式的な信仰生活をしながら、世の栄光を求める生き方になってしまいがちです。それで、イエス様は弟子たちに「パリサイ人たちとサドカイ人たちのパン種に用心しなさい」(11)と言われたのです。私たちもパン種に警戒し、十字架とよみがえりによってすべてのしるしを完成されたイエス様のみことばに、より一層、耳を傾け、従うべきです。
祈り:神様、自分の中に浸透してくる世のパン種を見分け、取り除き、主のみことばにだけ従うように、助けてください。
一言:世のパン種に用心しなさい
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

