□3月9日(月)
あなたはその岩を打て、岩から水が出る
出エジプト記17:1-7(6)
聖書本文
17:1 イスラエルの全会衆は、【主】の命によりシンの荒野を旅立ち、旅を続けてレフィディムに宿営した。しかし、そこには民の飲み水がなかった。
17:2 民はモーセと争い、「われわれに飲む水を与えよ」と言った。モーセは彼らに「あなたがたはなぜ私と争うのか。なぜ【主】を試みるのか」と言った。
17:3 民はそこで水に渇いた。それで民はモーセに不平を言った。「いったい、なぜ私たちをエジプトから連れ上ったのか。私や子どもたちや家畜を、渇きで死なせるためか。」
17:4 そこで、モーセは【主】に叫んで言った。「私はこの民をどうすればよいのでしょう。今にも、彼らは私を石で打ち殺そうとしています。」
17:5 【主】はモーセに言われた。「民の前を通り、イスラエルの長老たちを何人か連れて、あなたがナイル川を打ったあの杖を手に取り、そして行け。
17:6 さあ、わたしはそこ、ホレブの岩の上で、あなたの前に立つ。あなたはその岩を打て。岩から水が出て、民はそれを飲む。」モーセはイスラエルの長老たちの目の前で、そのとおりに行った。
17:7 それで、彼はその場所をマサ、またメリバと名づけた。それは、イスラエルの子らが争ったからであり、また彼らが「【主】は私たちの中におられるのか、おられないのか」と言って、【主】を試みたからである。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
イスラエルの全会衆は、主の命によりシンの荒野を旅立ち、旅を続けてレフィディムに宿営しましたが、そこには民の飲み水がありませんでした。すると、民たちはモーセと争い、「われわれに飲む水を与えよ。」と強い口調でモーセを責め立てました。彼らは既に神様の力と恵みによって、毎日マナとうずらを食べる奇跡を体験しています。ですから、彼らは食べる物だけでなく、水の問題も神様が解決してくださると信じて祈るべきでした。しかし、彼らは、いつもの悪い癖が出て、再び神様に不平不満を言いました。そんな彼らにモーセは、神様を試みる彼らの罪の問題をはっきりと指摘しました(2)。しかし、民は悔い改めるどころか、むしろ「いったい、なぜ私たちをエジプトから連れ上ったのか。私や子どもたちや家畜を、渇きで死なせるためか」とモーセを恨み、中にはモーセを石で打ち殺そうとした人さえもいました。さらに、「主は私たちの中におられるのか、おられないのか」と言って、主の存在さえも疑ったのでした。彼らの言動は極めて幼稚で自己中心的であり、歴史認識も欠如しています。
しかし、神様はそんな彼らを見捨てず、ここでも彼らに恵みを施されました。主はモーセに、「あなたがナイル川を打ったあの杖を手に取り、…ホレブの岩の上で、…その岩を打て。岩から水が出て、民はそれを飲む」(5、6)と言われました。神様は以前苦くて飲めなかった水を甘い水に変えてくださいましたが(15章)、今回は岩から水が湧き出るようにされました。神様は人間の理性と経験を遥かに超えた力の持ち主です。神様は無から有を造る創造主であられ、岩からでも水を出す全能なお方です。ですから、私たちはどんなに辛い状況に出会おうとも落胆する必要はありません。硬い岩からでも水を出すことの出来る神様が、いつも私たちとともにおられるのです。
祈り:主よ、あなたがどんな岩のような状況からも恵みの水を湧き出させてくださるお方であることを感謝します。私が、困難の中でも疑わず、あなたの力とご臨在を信じ続けるように、助けて下さい。
一言:岩からでも水を
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

